のとノート

どこかの誰かの浪人→大学生活→社会人の様子が見れる

君は虎の鳴き声を知っているか?

ガオー。一昨日くらいに、博物館実習のミニ現地研究みたいなやつで大学近くの神社とお寺にたくさん行きました。「虎」に縁がある寺社めぐりです。

東高円寺の神社に集合して、なんかそこにいた人に色々お話を聞きました。息子さんが同じ大学の1個下みたいで、開けていなかったちっちゃい御堂みたいなやつを開けて見せてくれました。結構リアルなトラの置物がドーンってあって、色々話してくれたんですけど「あとの2人がちゃんと聞いてくれてるでしょ、まじ暑いわ~~」と思って私は真面目に聞いているフリをして横にあった金魚鉢で泳ぐなんかちっちゃい魚を眺めていました。水が汚かったです。

次に、1度新宿に出てから調布の神社まで行きました。丸ノ内線方南町からもうちょっと伸びて明大前とか行ってたらマジで神だったんですけど…もったいない。着いた神社ではおじさんが絵を描いていて、パンフレットを渡してくれました。「これどうぞ。ぜひ読んで!!」って。ここの神社は人がいない(近くの大きな神社が共同で管理してる)ので、地元の人が歴史をまとめてくれた冊子まじ助かる~~と思ってパンフ読んだら、「いやお前の個展の宣伝か~~い」ってなりました。でも絵はすごい綺麗だし、50年描き続けてるって凄いなぁと思いました。昔の風景が分かる絵画とか写真って貴重なので。

見終わった後は本駒込にある吉祥寺っていうお寺に行きました。元々水道橋近くにあったお寺でしたが、大火の被害に遭った際に

 

お寺→本駒込に移動

お寺の周りに住んでた人達→現在の吉祥寺のあたりに移動。移動前は当然違う地名だったが、移り住んだ人たちが再び「吉祥寺」と呼び始めたために地名が定着

 

こんな感じだったので、ちょっと離れた場所同士なのに名前が一緒なんだそうです。生き別れた双子かよ。エモすぎる。拝殿のもうちょっと手前にある「経蔵」っていうところを私たちはメインに見学しました。経蔵は昔の図書館みたいなところで、ここは第二次世界大戦でも破壊を免れたんだそうです。狛犬の虎バージョンの「虎狛」(とらこま)があるんですよ~。

もう1箇所、大学すぐそばの善国寺にも行きました。そこにも虎狛があって、結構大きかったです。神楽坂と飯田橋のちょうど真ん中くらいにあって、前のバイト先から徒歩30秒でほんとに毎日レベルで前を通り過ぎていましたが、中に入るのは初めてでした。観光地化されたお寺感がすごかったですが、本殿の中は雰囲気がすごかったです。まさに荘厳って感じ。撮影は禁止だけど無料で入れるので神楽坂とかいいだばしでおりたいをした時はぜひ寄ってみてください。