のとノート

どこかの誰かの浪人→大学生活→社会人の様子が見れる

気仙沼

28~30日、学科のカリキュラムの現地研究で気仙沼に行ってきました。気仙沼は朝ドラの「おかえりモネ」の舞台になった街で、今回は有名な氣嵐に加えて水温、風向・風力などの観測が目的の現地研究でした。私は人文地理専攻で、自然地理分野である気象ゼミの先生の現地研究に参加した形になりました。4年生では私だけが他ゼミからの参加だったので、すごく心細かったです。

行程の中で印象的だったのは、やはり最終日に訪れた旧気仙沼向洋高校の津波伝承館でした。屋根が全て剥がされたボロボロの体育館や、校舎3階にあるぐちゃぐちゃになった車、流れてきた冷凍工場がぶつかって抉れた校舎の壁、ねじ曲がった金属製の手すり…どれも津波の力が強烈であったことを物語っていました。映像も流れていたのですが、見ていて本当にハラハラしました。

素晴らしいところもたくさんあって、大島の亀山展望台からの景色とか遊覧船で大きな橋の下をくぐったり、テレビで見るような水揚げの様子を眺めながら朝日を待ったり…地元は海がとても遠いので、どこを歩いても楽しかったです。「おかえりモネ」も見たくなりました。

 

今日は花巻の実家に泊まって、明日の昼過ぎ頃に東京に戻る予定です。コーギーのまろくんが大きくなっていて嬉しい反面、とんでもなくうるさい上に足を噛んでくるので、少しげんなりしています。